暖房器具やクリスマスイルミネーションなど、この季節はいつにも増して室内で電気製品を使う機会が増えますよね。これらにつながっている電気コードは床をくねくねと這い、今まで見たことがなかったペットにとっては時としてたまらなく魅力的な獲物になります。
特に子犬や子猫は手でチョイチョイとつついてみるうちに、つい歯を立てて噛み付いてしまうこともあるかもしれません。しかし、もし電気が流れているコードをかじってしまったら、大量の電気がペットの体に流れて感電してしまいます。もしペットが感電してしまったらどのように対処すればよいのでしょうか。
★電気が流れると★
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もし、電気が流れている時にコードをかじって被覆部を破って中の金属部に触れてしまったら、その電気は動物の体の中を通って漏れ出てしまいます。その電気の量と電気の流れた部位によってさまざまな症状が見られますが、もし、大量の電気が中枢神経や心臓を直撃した場合には即死してしまうこともあるのです。
★コンセントを抜きましょう★
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ペットが倒れていてその近くにちぎれた電気コードがあったり、ペットが電気コードをくわえているようであれば、まずは電気プラグをコンセントから抜くか、ブレーカーを落として電気を止めましょう。そうでなければ、助けようとしたあなたも感電してしまう可能性があります。電気は水があればそこにも流れている可能性があるため、もしショックでペットが失禁している場合は、おしっこで濡れている場所も電気コードを抜く前は触らないようにしましょう。
電気が流れていないことを十分確認してから、ペットを安全な場所まで移動させます。
★呼吸と心臓を確認しましょう★
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感電により、ペットはショックを起こしています。まずペットの状態を確認します。
もし、心臓が止まっていたらすぐに心臓マッサージを始め、人工呼吸を行ってください。
もし呼吸をしていても、ショックを起こした動物は意識が朦朧として体温が低下しています。全身を毛布のようなものでくるんで、その上から湯たんぽや使い捨てカイロなどをあてながら(直接は低温やけどを引き起こす可能性があるので不可)、一刻も早く動物病院に連れて行きましょう。
★しばらくは要注意★
電気が通った部位は通常スポット状に深いやけどをしています。電気コードをかじった場合は唇や口の中にそのようなやけどが見られることが多いため、もし外見は元気そうでもかならず動物病院できちんと検査を受けましょう。
また、感電の影響で直後から数日かけて肺に水が溜まり呼吸が苦しくなることもあるので、しばらくは安静にして様子をよく観察することも重要です。
★予防が大切です★
感電は一瞬にして命を奪う可能性のある、恐ろしい事故です。たとえシーズン物の電気製品であっても、ペットのいるご家庭では、電気コードはなるべく壁や床に沿わせてテープで固定したり、専用のコードカバーを使用したり、カーペットの下を這わせるようにして、電気コードにペットが興味を持たないようにしておきましょう。
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